創業明治26年より
京都市中京区にて電気設備工事 
を通じて明るい社会づくりを目指しています。

 

第25話 昭和2年の電気冷蔵庫の感想


  暑い夏がやって来ました。この頁へのご訪問ありがとうございます。
  冷蔵庫でも開けて、冷酒か冷たいビールなど引っぱり出して頂いて、この
 頁をお読み頂ければ幸いです。今回も「電灯100年」誌より話題を拝借致
 しました。
  京都の方の新しいもの好きは有名ですが、冷蔵庫もかなり古くから普及
 していたようです。「電灯100年」誌に昭和2年6月より、フリジデーヤ(12立


 方尺)を使用されていた烏丸のA氏の奥様の感想文が記録されています。
 
  「家族数は15、6人ですが大きさは充分間に合います。お客様にも充分
 に冷たいものを差し上げることが出来ますから大変便利でございます。
  牛乳は大変永く保ちます。十日以上大丈夫でしょう。普通の食物も一週
 間あるいはそれ以上大丈夫でしょうが、あまり永く置くと気持ちが悪いので
 そう永くは入れて置かぬようにしております。
  出来る氷もいろいろの用に充分間に合って大変便利でございます。水の
 加減でしょうか、出来た氷がよく澄んでいる時と、時によっては中に泡を含
 んでいることがあります。
  強いて欠点といえば、出来た氷が少し臭いを帯びているので冷やしもの
 には差支えがありませんが、口に入れるのにはどうかと思われることがあ
 ります。それから、水気のある食物を入れると乾き過ぎて具合が悪いよう
 でございます。
  故障は一回もありません。電気代も大変僅かで澄むようで喜んでおりま
 す。電気代は一ヵ月に3円もいりません。もっとも冷蔵庫だけの電力を測る
 ようになっておりませんからくわしいことはわかりませんが、冷蔵庫を使用
 しない月の支払いと比較しますと3円はかかっていないように思います。」

  いかがでしょうか。昭和2年というと今から80年近くも昔のことですが、
 なかなかモダンな生活ぶりがうかがえますね。
  今日のお酒の味はいかがでしたでしょうか。えっ、よく冷えて美味しかった?
 良かったですね。それでは暑さに負けず快適な夏をお過ごし下さい。

                             (第26話をお楽しみに・・・)
  

 

close


Copyright(C) 1999-2012 YAMASHINA ELECTRIC CONSTRUCTION Co.,LTD