創業明治26年より
京都市中京区にて電気設備工事 
を通じて明るい社会づくりを目指しています。

 

23話 「もったいない」


  大正5年になると京都電灯が四条御幸町に電気知識の普及と需要開拓
 の為に、日本で最初の「電気の店」を開設しました。これらをきっかけに家
 庭の電化が進むのですが、このお話は次回にゆずり、今回はその少し後
 の話になりますが、タイムリーな話題を先にお届けします。
  今年の2月に、地球温暖化防止を目指す「京都議定書」の発効を記念し
 て、毎日新聞社の招きにより、昨年のノーベル平和賞受章者でケニアの
 副環境相であるワンガリ・マータイさんが来日されました。そのマータイさん
 が「日本語の『もったいない』という言葉に感激した。世界に広めたい。」と
 語ったことは皆さんの記憶に新しいところだと思います。
  さて今回はその『もったいない』のお話です。
  「電灯100年」誌には多くの市民からの寄稿が掲載されていますが、その
 中に、相楽郡にお住いの薮仲さんという年配の方が、こう書いておられます。
 
 省エネルギーのさきがけ                             

  現在、京都府下で唯一の「村」相楽郡南山城村高山に電灯が点いたの
 は大正14年10月16日のことだ。当時、高山村周辺の笠置村、月ヶ瀬村
 は東邦電灯鰍ノよって電力の供給を受けていた。また高山村と合併する
 前の大河原村には京都電灯鰍ノよって送電されていた。高山村の住民
 は、月ヶ瀬、大河原の両村の電灯を比べて大河原村の電灯が明るくて、
 しかも電灯料金がひと月あたり12銭も安かったことに目をつけ、京都電
 灯から送電を受けるべく要望を出し、村民あげての運動となった。
  電灯が点いた当時、定額料金であるにもかかわらず村民達は『もったい
 ない』とこまめに消灯した。今の省エネルギー運動のさきがけだ。電灯の
 おかげで、地場産業の茶の生産があがり、しかもその製品の質がよくなっ
 たと大変よろこばれた。
                                              

  いかがでしょうか。考えさせられるものがありますね。
                             (第24話をお楽しみに・・・)
  
 

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