創業明治26年より
京都市中京区にて電気設備工事 
を通じて明るい社会づくりを目指しています。

 

第12話 お得意様のこと1


  今回から何回かシリーズで、私ども山科電気工事の昔からのお得意様の
 ことを書かせて頂きます。その中で昔の電気工事の様子などをお伝えでき
 ればと思います。
  お得意様で一番古いのは宮内省(現 宮内庁)様で、明治28年に初めて
 工事を御下命いただいて以来今日まで、途切れることなく108年続いてい
  ます。
  第1回目は日清戦争もほぼ終結し、広島にあった大本営が京都に引越し
 された時に、警備用の電話及びベル工事をさせて頂きました。それ以来引
 続き、京都御所、大宮御所、京都御苑、二条離宮(二条城)、修学院離宮、
 桂離宮、武庫離宮、正倉院そして各御陵等へ皆出入りをさせて頂いていま
 す。(第二次大戦前に二条離宮及び武庫離宮、大戦後に京都御苑は他の
 官庁へ移管されています。)
  第1回目の工事以降は、電灯及び弱電関係工事そして避雷針工事は私
 ども山科電機、高圧及び送電線関係工事は京都電燈(株)の工事部(得意
 先係と称しておられた)、この2社がほとんど特命で受注させて頂いておりま
 した。ただ、大正、昭和の御大典やその他特別な場合には、私どもの会社
 をはじめ、東京、大阪からも業者が集って来て施工しました。
  残念ながら、第二次大戦後は、ある一定額以上の工事はすべて入札の制
 度に変わり今日に至っています。しかし、第1回の受注以後、毎度の行幸、行
 啓や、大正14年11月のスウェーデン皇太子の行啓時、さらには大正、昭和
 の御大典、さらには最近では昭和63年の大宮御所の御殿冷暖房工事、平
 成2年の平成御大典京都大茶会に伴う大宮御所御殿電気設備整備工事、
 さらには直近の仙洞御所、大宮御所、桂離宮の各赤外線警報装置工事に
 至るまで100年を超え途切れず御注文を頂いている電気工事会社は日本
 広しと言えども、私達山科電気工事ぐらいのもの、と断言できますし、当社の
 誇りであります。
《御所へ出入りする際荷車の先に付けていた絵符》

【表】 【裏】
《御所へ出入りする際通行証の役目を果たしていた御門鑑》

                             (第13話をお楽しみに・・・)
  

 


Copyright(C) 1999-2012 YAMASHINA ELECTRIC CONSTRUCTION Co.,LTD