創業明治26年より
京都市中京区にて電気設備工事 
を通じて明るい社会づくりを目指しています。

 

11話 その他当店で作っていたものと特許


  明治から大正の頃、当社で製作し、お客様の工事に使用していたもの或
 は他店に販売していたものには、その他にも押釦スイッチ、刃型スイッチ、
 ソケット、ホルダー、ローゼット等があります。
  当時、特許を取ることが大流行、大いに皆が熱にうかされていた時代で
 あったようです。当社の創業者も随分と熱心で、7〜8件特許や実用新案
 を取得した記録が残っていますが、電気に関するものはわずかに売れただ
 けで商売的には完敗だったと三代目から聞かされています。
  創業者が取得した電気関係の主な特許や実用新案は「山科式自在球」
 「引込碍子用スクラップ」「天井裏コード接続箱@」「同A」「同B」「ヒューズ
 取り」(自動遮断器のこと)などです。
  三代目の考察によれば、特許を考えている人はおそらく大真面目で一生
 懸命ですし、第三者に説明すると第三者は程良く返事をし、あまり欠点など
 を指摘せず、まして「売れませんよ」などとは言いません。そこで考案者は
 有頂天になって申請、後日大量の製品が残る、という結果が多かったよう
 です。「二股ソケット」で大発展されたM社とは大違いですね。でも電気に一
 生懸命打ち込み、お客様の利便を考えた創業者の姿勢は、今も当社の中
 で生きています。 
                             (第12話をお楽しみに・・・)
  
 


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