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創業明治26年より京都市中京区にて電気設備工事 を通じて明るい社会づくりを目指しています。 |
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第3話 今では考えられないお話1 |
京都電燈の開業当時の電球は、8CP(燭光、8CP≒10W程度),16CP, 24CP, 32CP, 50CP, 100CPの6種類で送電時間は日没より午後12時 まででした。電灯料は16CP1個が1ヶ月1円30銭、電球代は16CP1個 が1円35銭、寿命は大体200時間であったといわれています。 当時の米1升が10銭弱、お酒1升が16銭〜20銭だったので、今日と比 べ、電灯料も電球代も随分と高価なものでした。 今では考えられないお話を2つ。 (1)当時はそのように電灯料や電球代、工事費等が高価だったので、例 えば隣同士で16CPの球を2個シーリスで使うのが流行りました。2つ をシーリスで使うと一つが8CPよりもうんと暗くなりますが、それでもラ ンプよりはまだ明るいのです。それで満足でしたし、又工事費電灯料
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